東海愛知新聞バックナンバー

 2月5日【土】

岡崎もてなし隊 中総武道館で始動

物産・観光をPR 5社が出店、好評

岡崎中央総合公園武道館に4日、「岡崎もてなし隊」が初登場した。市外の人との交流を増やすことで地域経済を活性化させようと活動している「おかざき観光・コンベンション研究会」(浅井信太郎会長)が企画。同館で開かれた東海四県体育指導委員研究大会に参加した人たちに、岡崎の物産と観光をPRした。(大津一夫)

同研究会は、岡崎商工会議所の呼び掛けで平成21年6月、7団体で発足。これまで映画のロケ隊誘致などを話し合ってきたが、具体的な活動は今回が初めて。

エントランスには同研究会からの依頼に応じた、

―の5社が出店。岡崎パブリックサービスNPO法人岡崎都心再生協議会のメンバーも参加して、観光パンフレットなどを配った。

出店が並んだエントランスには「岡崎もてなし隊」の横断幕が掲げられ、大会の受け付けを済ませた参加者が次々に訪れた。試食したり店員に話しかけたりしながら、土産品を買い求めていた。

岐阜市内から参加した40歳代の女性は、「岡崎は岡崎城と八丁味噌というイメージがあります。こうした大会のたびに、地元の土産物を買うのを楽しみにしています」と話し、「岡崎公園の桜の季節にも来てみたい」と付け加えた。

同大会には愛知、岐阜、三重、静岡の4県から約2700人が参加。この日は各団体が活動報告などを行い、終了後は宿泊先の蒲郡市内に向かった。

同研究会代表の浅井さんは「もてなしの心で岡崎を紹介し、市内を訪れるリピーターを増やしたい」と語り、この日訪れた人たちのニーズを分析し、今後の活動の参考にしたいとしている。


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