東海愛知新聞バックナンバー

 9月14日【火】

筆柿使ったレシピ募集

商工会青年部  幸田の飲食店で販売へ

幸田町商工会青年部(高井浩安部長)はあす15日から、同町特産品の筆柿を使った料理のレシピを公募する。優秀3点は、11月のこうた産業まつりに出品、町内の飲食店で販売される。初めての試みに、関係者は「まちおこしの一助になれば」と意気込んでいる。(竹内雅紀)

筆柿は1つの木に甘柿と渋柿がなる不完全甘柿で、形が毛筆に似ている。ほかの柿と比べて熟すのが早く、9月中旬ごろから10月下旬にかけて出荷。同町の出荷量は全国シェア95%を占める。

青年部では「特産品を使って幸田町の発展につなげたい」という構想のもと、高齢化が進み生産量が減少傾向にある筆柿生産農家の存続や、町内飲食店の活性化のきっかけづくりにと企画した。

「筆柿グルメレシピコンテスト」と銘打ち、筆柿の利用方法、味、見た目、価格などを審査。書類と試食を通して、最優秀賞、優秀賞、優良賞などを選ぶ。

所定の応募用紙にアピールポイントや材料、作り方を記入し、出来上がりの写真(カラー)を添付。郵送の場合は、〒444―0103、幸田町大草長根尻100、「幸田町商工会青年部」へ。応募は10月15日まで。町内外は問わない。

青年部の鈴木俊貴副部長(37)は「ポスターやチラシを配った時の感触は良かった。まちの活性化のためにも多くの人に応募してもらいたい」と呼び掛けている。

問い合わせは、商工会(62―0120)へ。


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