岡崎市北部の小学生でつくるソフトボールクラブ「岩津クラブ」が、先月28、29の両日、岡崎中央総合公園球技場・運動広場で開かれた「第40回県小学生男子ソフトボール大会」で初優勝した。(今井亮)
平成元年に結成した同クラブには現在、細川、恵田、奥殿の3小学校の3〜6年生21人が所属。細川小をホームグラウンドに、週末の午後と木曜日のナイター練習を続けている。
県ソフトボール協会に加盟する24チームが出場した同大会西三河予選(7月24、25日)では3位に入り、初の本選出場を決めた。
本選では尾張、名古屋、知多、西三河、東三河の各地区予選を勝ち上がった16チームが、トーナメントで対戦。持ち前の守備力でいずれも失点を1点までに留めて勝ち進み、町田リトルランナーズ(尾張)との決勝では、2回までに4得点をあげ、最終的に14対0で圧勝した。
バッテリーを軸にしてきたクラブでは今年、ネックだった打撃の強化に重点を置いてきた。今年の県大会以上に進出できる大会は終了し、同クラブの中心である6年生は引退する。
熊谷忠監督代行(45)は「次の目標である全日本小学生ソフトボール選手権大会に向けて、新チームを担う現在の5年生を育て、打撃の強化を続けたい」と意気込んだ。