岡崎市の中心街で26、27の両日、「商店街発見ツアー」が行われ、市民が商店街を回り、10店舗の店主らと交流した。各店がこだわりや自慢の商品を紹介し、商店の魅力を再認識してもらおうと街情報ステーションが企画した。昨年に続き2回目。
26日は15人が参加し、岡崎銀座商店街振興組合の5店舗を訪れた。和菓子の五万石藤見屋=本町通1=では、西山高弘さんが「陳列棚の飾りを四季に合わせて工夫するなど、季節感と素材の味を大切にしています」と説明。参加した女性たちは、うなずいたり熱心にメモを取ったりしていた。また、サービスの和菓子を味わい、「おいしいわ」と目を細めていた。
参加者は「店主の意気込みが伝わってきました。商品の多さにも驚きました」などと話し、さっそく商品を買い求める人もいた。
27日も15人が参加し、明大寺商店街振興組合の5店舗を回った。参加者は、「1人では店に入りづらいので、ツアーに参加してよかった」「お店の人がこだわりを持っているのがよく分かった」などと感想を話していた。