岡崎市藤川地区で活動する藤川西部パトロール隊の拠点、藤川荒古公民館が警察庁から「地域安全安心ステーション」に認定され、このほど同公民館で開所式が行われた。
自主防犯活動をする団体の活動拠点を地域安全安心ステーションに認定する事業は、平成17年度に始まり、昨年度までに全国で600カ所(愛知県内12カ所)が認定されている。岡崎署管内では初めて、西三河地区では18年度の碧南署管内以来2カ所目となる。
藤川西部パトロール隊は、16年12月に結成。同隊は今年に入って事業に申し込み、子どもたちの登下校の保護などこれまでの活動が認められたこともあって認定された。
開所式では、隊長の鈴木忠さん(70)が「これまでの活動が認められ、素直にうれしい。今まで以上に、安全で安心して暮らせる地域にしていきたい」とあいさつした。
同隊にはパトロールベストや防犯ブザー、懐中電灯など13種289点の物品が貸与された。今後は、同署との連携を強化して防犯活動に当たる。