岡崎市中央図書館で、災害の恐ろしさと防災の大切さを伝えるテーマ展示「岡崎の豪雨から1年、伊勢湾台風から50年」が開かれている。
8月末豪雨から1年、未曽有の被害をもたらした昭和34(1959)年の伊勢湾台風から50年の節目にちなんで企画。会場を館内の1階と2階に分け、災害と防災に関する図書やDVDなど53点を展示している。
1階では東海豪雨を含めた災害記録、伊勢湾台風による名古屋市の洪水被害状況地図が並ぶほか、原稿用紙を置いて伊勢湾台風、東海豪雨、8月末豪雨をテーマにした体験記を募集している。
2階では図書、DVDで紹介。8月末豪雨の記録写真8枚をパネルで展示し、被害の大きさが確認できる。同館は「災害の記憶が薄れないように、被災を想定した備蓄、住んでいる地域を改めて確認するきっかけにしてほしい」と話している。
同展は1階が今月末まで、2階は9月29日まで。