東海愛知新聞バックナンバー

 2月1日【日】

景観維持を考える

岡崎でラウンドテーブル

同市図書館交流プラザ(りぶら)で31日、「おかざきラウンドテーブル」が開かれ、約180人が参加した。6回目の今年は、ビスタラインの再現実験に関連して、景観によるまちづくりをテーマにした。

コメンテーターとして招かれた西村幸夫さん=東京大学大学院教授=は、大樹寺から岡崎城が望めるビスタラインにちなみ、国内外で景観がどう守られているかを紹介。「景観は法的に守らなければ維持は困難」と講演した。

市総合計画審議会の一員である小川英明さん=愛知産業大学大学院教授=は、昨年8月に実施された景観に関する市の意識調査の結果を分析。結果によると、「岡崎らしいと感じる景観」では、「岡崎城とその周辺」「大樹寺・ビスタライン」「八丁味噌の蔵並」が上位3位を占めた。「岡崎城の眺望」では、大切にすべき眺めとして大樹寺から望む「ビスタライン」の声が最も多く、次いで「殿橋から」、「明神橋から」だった。


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