東海愛知新聞バックナンバー
 9月13日【木】
「路線バス」で意見交換
岡崎市内10カ所で廃止・維持・体系を考える

 名鉄バスが岡崎市内14路線を廃止する意向を示しているのを受け、同市は28日から10月6日まで、市民センターや市民ホームなど全市域10カ所で市民を対象にした「路線バスの維持に関する懇談会」を開く。
 市は7月に15歳以上の市民3万人と廃止対象路線の利用者1,100人に、路線バスに対する意識を問うアンケートを実施。有効回答数は1万1,205人、回答率は36%だった。
 懇談会では市政策推進課の職員がアンケートの結果を公表し、路線バスの現状と廃止問題や、集まった住民とバスに対する意見交換を行う。市の担当者は「懇談会を設定した会場の地区に廃止対象路線はないが、廃止が決まれば最低1カ所は地区内のバス停がなくなる」とし、「現在、補助金という形で市がバスの運行を支えている以上、廃止対象路線だけでなく、バスの体系にどう取り組むかを考えてほしい」と参加を呼びかけている。懇談会の参加は申し込み不要。
 また、町や学区単位で依頼があれば10月6日以降に出前懇談会も開いていくという。
 懇談会の日程と会場は次の通り。

 9月28日=形埜学区市民ホーム(午前10時)ぬかた会館(午後3時)▽29日=東部市民センター(午前10時)▽30日=大平市民センター(同)▽10月3日=六ツ美市民センター(午後2時)常磐東学区市民ホーム(同七時)▽4日=シビックセンター(同2時)▽5日=北部地域交流センター・なごみん(同)▽6日=矢作市民センター(午前10時)コミュニティ・サテライト・オフィス(午後2時30分)





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