県のエコファーマーに認定されている岡崎市東部地区の農家155戸が、堆肥など有機質資材を主体とした土で育て、化学肥料や農薬の使用量を通常の半分に抑えたコシヒカリ「さくら」を今月出荷する。市は「岡崎市東部の『ブランド米』として定着していけば」と期待している。 5カ年計画で国が進める「食料・農業・農村基本計画」に基づく「農地・水・環境保全向上対策」の営農活動で、今年初めて栽培された。市東部のエコファーマーが栽培・収穫し、JA東部営農センターに集荷された米のみが「さくら」として販売される。 JAあいち三河によると、「さくら」は今月下旬から、おかざき農遊館やふれあいドームおかざき、Aコープ幸田店、男川店などで販売する予定。定価は10キロ3,980円、5キロ2,040円。