東海愛知新聞バックナンバー

 8月18日【金】

IoTの普及促進へ

幸田町経産省などのラボに選出

幸田町が、経済産業省などからIoT(インターネット回線を利用して電化製品や測定機器などを接続・活用する技術)の普及を進める「地方版IoT推進ラボ」に選ばれた。きょう18日に同省から認定証を受け取る。

同町は、幸田ものづくり研究センター愛知工科大、町内のものづくり企業20社による「幸田町IoT推進ラボ」を設立する。平成33年度までに5社でのIoT導入を目指し、企業向けIoT導入の相談を受け付け、人材育成事業などと連携して普及に努める。同大は「IoTモノづくりコース」を設立し、学生60人を育成する。また、町内で実証実験中の自動車自動運転技術、低温プラズマ技術の発展につなげたい考え。

地方版IoT推進ラボにはIoTによる新産業創出や人材育成を進めるために同町を含めた全国74地域が選ばれており、県内では4地域目。情報提供などの支援が受けられる。 (横田沙貴)