東海愛知新聞バックナンバー

 8月17日【木】

男女混合で全国初V

小学生バレーボールチーム あおいジュニア

小学生男女バレーボールチーム「あおいジュニア」が、8月7〜10日に東京体育館などで開かれた「第37回全日本バレーボール小学生大会」(男女混合)で初優勝を飾った。西三河支部大会決勝で敗れた昨年の雪辱を果たし、全国約40チームの頂点に立った。愛知県内のチームで同大会の男女混合優勝は初めて。(今井亮)

あおいジュニアは岡崎市や豊田市の小学5、6年12人が所属。西三河支部大会(3チーム出場)をはじめ、尾張、名古屋、西三河、東三河の各ブロックを勝ち抜いた4チームによる愛知県大会や全国大会の決勝トーナメント(ベスト8以上)はいずれもストレート勝ちを決めた。

全国大会で最も苦戦を強いられたのは、唯一フルセットに持ち込まれた準々決勝進出戦。身長160〜170センチの男女選手を中心とした茨城県チームの猛攻をしのいで1セット目は先取したものの、戦法を変えて浴びせてきたブロック越しの垂直アタックに対処しきれず、2セット目を奪われた。

樹神直也監督(52)は「練習以上のものは発揮できない。練習した範囲で間に合った3セット目の対応が功を奏した。センターレシーバーを起点にエースアタッカーがチャンスを確実にものにしてくれた」と振り返る。選手に対しては「『とにかくボールを絶対に落とさなければ勝てる』と言い聞かせ、全員をどのポジションもこなせるオールラウンダーにしたつもり」と話す。

主将の木田海渡君(岡崎市上地小6年)は「優勝するつもりで出場したけれど、本当に優勝した瞬間はすごくうれしかった」と話した。

あおいジュニアは小中学校の体育館などで、月曜を除く週6回練習。練習時間は午後7〜9時で、土曜のみ1〜5時。入会を随時受け付けており、週1回の練習参加も可。問い合わせは、仙道みどり代表へ。