東海愛知新聞バックナンバー

 12月9日【火】

安倍首相が豊田入り

衆院選愛知11区 経済効果を強調

岡崎市明大寺町、鈴木喜代子さん(57)がこのほど東大阪市で開かれた第13回全国津軽三味線コンクール大阪大会壮年の部で見事、優勝した。同大会4度目の挑戦で頂点に。「次は名古屋大会でも」と意気込んでいる。(大津一夫)

衆院選後半戦初日の8日、安倍晋三首相(自民党総裁)が愛知県内の各選挙区で同党候補者を応援した。

愛知11区(豊田=旧稲武町を除く・みよし市)では、豊田市千石町の豊田スタジアムで演説。アベノミクスをはじめとする経済政策や2年間の政権運営の実績を強調。「民主党政権下では円高だったが、今は円安。雇用を増やし、賃金を増やしてきた。まだ実感できていない中小企業にもこの温かい風を届けるのが今後の使命。この地域が輝けるようにしたい」と述べた。

この日、同区の民主党候補者は個人演説会、共産党候補者は街頭演説などを展開した。

なお、安倍首相は同12区(岡崎・西尾市、幸田町)には入らなかった。