東海愛知新聞バックナンバー

 6月4日【金】

来年度中に売却へ

旧看護師宿舎跡地で答弁
岡崎市議会一般質問

岡崎市議会6月定例会は、3日も本会議を再開して一般質問を続行。加藤学(ゆうあい21)近藤隆志(自民清風会)三宅健司(ゆうあい21)柴田泉(自民清風会)山崎泰信(同)園山康男(同)の6議員が登壇した。 (山本浩禎)

近藤議員が、欠町の旧市民病院看護師寄宿舎跡地の利活用についてただした。

夏目晴樹病院事務局長は「昨年度、総合調整会議とその個別部会で跡地の利活用について検討した結果、市全体の財政状況も非常に厳しい中、新たな公共施設の配置などは難しいとの判断に至った。また、病院事業会計の健全化を図るためにも現在、保健所職員の駐車場として使用している部分を除いて売却という方向性を出した」としたうえで、「今年度は関係方面との協議・調整を行ったあと、用地測量などの売却準備を進め、来年度中に売却したいと考えている」と答えた。

浸水警報装置と防災体制との連携

加藤議員が、浸水警報装置と防災情報システム及び防災体制との連携について質問した。

柴田紘一市長は「今度の警報装置の整備では浸水計を13カ所、河川への水位計を3カ所に設置した。まずは浸水の危険を知らせる警報装置の整備を優先したが、今年度事業として引き続きこれら機器から観測されたデータをホームページやメルマガなどで分かりやすく伝える機能、または災害対応部署などへ迅速に情報を提供するといった浸水警報装置と連携した機能の整備を計画しており、当該予算を計上させていただいている」と述べた。


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