東海愛知新聞バックナンバー

 6月12日【金】

■ジャズの魅力 生演奏で

岡崎市常磐南小で出前コンサート
児童も住民もスイング

岡崎市常磐南小学校で11日、「ジャズ出前コンサート」が開かれた。体育館に集まった児童30人と地元住民ら約70人が演奏者と一緒にスイングした。

最初に鈴木正明校長が「どんな楽器がどんな音色を出すか、どんな表情で演奏しているかを見ながら楽しみましょう。演奏に合わせて体をゆすってみてください」とあいさつ。

出演は、市内在住のドラマー佐野裕幸さんの呼びかけで集まったトランペットの近藤万里子さん、アルトサックスの杉本久美さん、ピアノの杉丸太一さん、ベースの野本謙之さんの5人。

ゴダイゴの歌で知られる「銀河鉄道999」や、ミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」から「私のお気に入り」をジャズ風にアレンジした演奏が始まると、手拍子や足でリズムを取る人も。途中で同校の校歌がジャズ風に演奏され、児童たちは目を輝かせて聴き入っていた。

最後にアンコールでアニメ映画「崖の上のポニョ」のテーマ曲が演奏され、大きな拍手が送られた。

30歳代の女性は、「ジャズの生演奏は初めてです。自然に体が動きました」と話していた。

ジャズ出前コンサートは今年で7回目。同校では初めて。


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