岡崎市は10月1〜31日の1カ月間、スマートフォンを使って参加するランニング・ウオーキングイベント「オクトーバー・ラン&ウォーク2021」の自治体対抗戦に初参加する。市は、このほど中止が決まった「第53回おかざきマラソン」、「第73回岡崎市民駅伝競走大会」の代替イベントとして、市民に個人参加を呼び掛けている。(横田沙貴)

同イベントでは専用スマホアプリを使って1カ月間の走行距離または歩数を競う。昨年も行われており、その際は137自治体の約8万4000人が参加した。自治体参加の場合、市民の走行距離と歩数を集計したランキングなども発表される。

大会期間中は「全国」「都道府県内」「居住自治体」ごとに競う個人ランキングに加え、「全国都道府県別」「全国市区町村別」「都道府県内市区町村別」にそれぞれ自治体単位で参加する住民全員の走行距離と歩数を争う対抗ランキングが確認できる。

同市スポーツ振興課は「市民の運動不足解消につながることを期待している。おかざきマラソンや市民駅伝の選手は次の大会に向けた準備運動として活用してもらえたらうれしい」と話している。

個人参加は無料。現在参加申し込みを受け付けている。申し込みは、大会公式サイトなどから「Suports net ID」に登録後、ウオーキングの部はアプリ「スポーツタウンWALKER」、ランニングの部はアプリ「TATTA」をスマホにダウンロードし、同IDと同期させる。

西尾市と幸田町も自治体として参加している。