挑戦者として集中
岡崎城西3年の久湊菜々さん 高校総体バド完全V
岡崎城西高校3年の久湊菜々さんが8月8〜13日に富山県高岡市で開かれた全国高校総合体育大会(インターハイ)のバドミントン女子シングルスで優勝した。
久湊さんは小学1年でバドミントンを始め、中学2年で日本代表に選出された。158センチの小柄な体を生かした移動や返球の速さを武器にしている。
インターハイは98人がトーナメント方式で対戦。今年3月の全国高校選抜大会で3位入賞の久湊さんはシードされ、2回戦から登場。6試合(試合は2セット先取で勝利)を戦い、全試合で相手に1セットも与えないストレート勝ちという圧倒的な強さで“完全優勝”を果たした。高校選抜で優勝できなかった悔しさから「チャレンジャーとして戦おう」と決意して臨んだことで「試合に集中できた」と分析する。
卒業後は実業団の選手として競技に参加する予定。「しっかり実力を付けてロサンゼルス五輪(2028年)の出場を目指す」と意気込んでいる。(横田沙貴)