スマホ決済で納税
10月1日から 市民の利便性向上へ
岡崎市は10月1日からスマートフォンを使って市税や保険料を納付できるようにする。スマホ決済の「LINEPay」「PayPay」「ファミペイ」「PayB」の4種類に対応する予定で、市民の利便性向上につながることが期待されている。(横田沙貴)
市県民税(普通徴収=給与からの天引きではなく、年に4回直接行う納付)、固定資産税・都市計画税、軽自動車税(種別割)、国民健康保険料、介護保険料、後期高齢者医療保険料の納付に対応。市から届いた納付書にあるコンビニ決済用バーコードを対象のアプリで読み込むと手続きできるようになるという。
現在は口座振替、金融機関窓口、コンビニ、インターネットを通じたクレジットカード払いでの納付が可能。コンビニでいつでも納付などができるが、スマホ決済は現金を必要とせず、外出せずとも手続きでき、新型コロナウイルス感染拡大防止にもなると考えられている。
ただし、納付書にバーコードがついていない場合や納付期限が過ぎて延滞金が発生する可能性がある場合は支払いができない。口座振替で納付している場合も利用できない。
また、スマホ納付では納税証明書や領収書が発行されないため、これらの書類が必要な場合は金融機関窓口やコンビニで納付するか、スマホ納付後に市役所で納税証明書を発行する必要がある。