11月6日開催で調整
家康行列 市議会9月定例会で市長が表明
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、秋に延期された岡崎の春の風物詩「家康行列」が11月6日開催の方向で調整が進んでいる。8月31日に開会した市議会9月定例会の提案説明で中根康浩市長が明かした。(横田沙貴)
家康行列は乙川河川敷や岡崎公園などのサクラの開花時期に合わせて行われる「岡崎の桜まつり」のメイン行事。今年は4月4日に行列参加者の削減、コース短縮など規模を縮小して行われる予定だったが、感染状況を考慮し延期を決定した。
今後の新型コロナに関する動向が不透明な面もあり、中根市長は「深刻な感染状況を踏まえ、開催可否の判断基準を作成し、適宜判断する」と述べた。
昨年は、徳川家康役に一宮市出身の俳優佐野岳さんを招く予定だったが新型コロナの影響で中止。現在の形になった1959(昭和34)年以降、天候以外の理由で初の中止となった。