東海愛知新聞バックナンバー

 12月4日【木】

絵図や鬼瓦など展示

りぶらで「岡崎城の記憶」展

岡崎市図書館交流プラザ(りぶら)内の岡崎むかし館で、オープニング記念企画展「岡崎城の記憶」が開かれている。りぶらがかつての岡崎城郭内に建つことを知ってもらおうと、岡崎城主3時代の瓦など計62点を展示している。

3時代は前本多家(1601-1645年)、水野家(1645-1762年)、後本多家(1769-1871年)。各時代にそれぞれ描かれた城絵図のパネルとともに鬼瓦、丸瓦、平瓦、塀瓦10点を展示している。

このほか、三河武士のやかた家康館の建設に伴う二の丸発掘調査(昭和55年と平成6年)、菅生曲輪発掘調査(平成12年)、りぶら建設前に行った大林寺郭発掘調査で出土した碗類52点も並ぶ。同展は来年3月末まで。

岡崎むかし館で今月26日から28日まで、開館記念まつりが開かれる。

26日は、岡崎二十七曲りに沿って歴史スポットを訪ね歩く「歴史ウオーク」。参加の募集期限は過ぎたが、若干名を受け付ける。

27,28の両日は、りぶらホールで「むかしの遊び 日本独楽」と題して、日本独楽博物館長の藤田由仁さんがコマ回しなどの曲独楽を披露する。時間は午前11時からと午後3時30分から。

りぶらホール、創作室、調理室では3日間を通して、おかざき匠の会による製作実演、ワークショップ、作品展などがある。


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