東海愛知新聞バックナンバー

 10月30日【木】
岡崎産のジネンジョで
山芋焼酎「葵の郷」
市民まつりで販売
シバタ

業務用酒類卸・配送会社「シバタ」(岡崎市八帖北町、柴田伊三雄代表取締役会長)は、市内で収穫されたジネンジョを使った山芋焼酎「葵の郷」を、まず11月1、2日の市民まつりで販売する。昨年から販売しているムラサキ麦焼酎「大公館」に続く、地元の原材料にこだわった焼酎の第2弾。

常磐学区の生産農家15戸が昨年栽培したジネンジョ「夢とろろ」約1.2トンのうち200キロを使い、今年は3,500本を出荷する。1本720ミリリットル入りで2,100円。

焼酎はアルコール臭を抑え、ジネンジョの風味が豊か。柴田会長によると、ジネンジョを材料にした製造過程では蒸留の温度調整が最も重要で、温度が高過ぎるとジネンジョの風味が飛び、逆に低いとスッキリした味がなくなるという。

市民まつりでは2日間で500本ずつ販売。今後は業者に卸すほか、希望があれば小売りもする。なくなりしだい終了する。

柴田会長は「地元のジネンジョを使った地産地消の一品。『岡崎の焼酎』として食卓などで飲んでほしい」と話している。問い合わせは同社(24―3135)へ。


<<インデックスへ  | <<前日のニュースへ

HOME