岡崎市内の子どもたちの造形作品を一堂に集めた「第45回造形おかざきっ子展」が25日、同市岡町のおかざき世界子ども美術博物館広場一帯で始まった。
子どもたちの作品を校内だけでなく、たくさんの人に見てもらおうと同市現職研修委員会図工・美術部の主催で毎年開かれている。愛教大附属の3校、岡崎ろう学校を含む市内73校と3市立幼稚園の子どもたち約3万4,000人が、授業で取り組んだ立体作品を1人1点ずつ出品。
今年のテーマは「感じて伝えてすてきな出会い」。普段の生活の中で感じたことを思い浮かべながら作品を制作。作品の名札部分に「いつもありがとうおじいちゃん」「父へ、がんばれ」などのメッセージを添えている。
矢作中の「食禁(しょっきん)ぐ〜」では、粘土を使って作った弁当が並べられ、本物そっくりのエビフライやハンバーグを見た人たちが「すごい、おいしそう」などと話していた。
この日は午前中から、大勢の家族連れなどが訪れ、子どもの作品を写真に撮ったり、子どもが親に作り方を説明したりしていた。同展は、きょう26日まで。