東海愛知新聞バックナンバー

 10月4日【土】
同日選あす投開票
最後の街宣、演説会
岡崎市

岡崎市長・市議会議員同日選挙はあす5日、投開票を迎える。「あと一歩」と声を張り上げてきた各候補者らは、運動最終日のきょう4日、市街地や地盤地区で選挙戦のラストスパートをかける。

市長選は自民、民主、公明各党の推薦を受けて3選を目指す前職の柴田紘一氏(67)と、共産党推薦の元農林水産省東海農政局職員で新人の中根友治氏(61)の二人。

柴田陣営は2期8年の実績から「事実上の信任投票」と位置づけ、街宣カーによる呼びかけを除いて目立った運動は控え気味。応援を受ける市議候補者の演説会場などで個人演説会を開いている。

対する中根陣営は、4つの改革プランを軸に街宣カーなどで市内をくまなく回り、新鮮さをアピール。大型事業の見直しや災害に強い街づくりなどを地道に訴える“草の根活動”を展開している。

一方、市議選は前回より2人少ない49人(現職34人、元職3人、新人12人)の立候補者が40議席をめぐって、声をからしている。

新人2人が立候補した、ある地区の現職候補の陣営は、「手応えは厳しい。全力でやるしかない」と話す。市内全域を街宣する一方、地元での演説会を連日開催。「やはり地固めがカギを握る。確実なところは確実にお願いしていく」と気を引き締めていた。


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