東海愛知新聞バックナンバー

 10月2日【木】
岡崎市長選候補者の公約

岡崎市長選立候補者の公約は――。舌戦を繰り広げている前職の柴田紘一氏(67)=自民・民主・公明各党推薦=と、新人の中根友治氏(61)=共産党推薦。市民の生活や街づくりなど6項目に分かれた公約を、それぞれ列記する。

柴田紘一氏(67)=無前
【防災対策】
  • 避難所となる全小学校への防災備蓄倉庫の設置
  • 火災発生情報・規模を伝える地域防災無線や額田地域の同報無線のデジタル化
  • 気象庁発表の緊急地震速報に連動する設備整備
  • 民間住宅の耐震診断・工事への助成
  • 小中学校の耐震補強工事
【安全安心の確保】
  • 地域交通の検討を進める市民ワークショップの開催
  • 交差点改良や道路反射鏡・ガードレールなどの交通安全対策
  • 市民病院行きのバス路線や名鉄バス廃止路線に対応する新しい地域内バス路線の構築
  • 市食育推進計画による食の安全安心対策
【福祉医療の充実】
  • 医師・看護師の確保と医療機器整備による市民病院の医療充実
  • 岡崎げんき館での健康づくり事業
  • 高齢者への健康診断と生きがい活動の推進施策
  • 少子化対策・子育て支援の充実
  • 障害児(者)支援
  • 「おかざき福祉やろまいプラン」による地域との協働事業
【教育環境の整備】
  • 放課後子ども教室事業の展開
  • 岡崎城郭の調査と城址公園の整備
  • 文化価値の高い建造物などの保護
【環境の保全】
  • 高効率給湯器や太陽光発電システム、低公害車購入への助成継続による地球温暖化防止対策
  • 水環境創造プラン推進のための協議会設置と健全な水環境の推進啓発事業
  • 自然体験の場の充実
【市民活動の推進】
  • 岡崎げんき館で市民会議との協働事業
  • 市図書館交流プラザに市民活動初心者講座や市民活動団体組織強化講座などを行う市民活動センターを設置
  • 市民活動、地域活動、ボランティア活動の支援
中根友治氏(61)=無新
【後期高齢者医療制度廃止を国にきっぱりと言います】
  • 市が加入する「広域連合」に制度廃止を積極的に呼びかける
  • 制度が廃止されるまでは75歳以上の後期高齢者の医療費を助成する対策をはかる
【食の安全と農林業の再建を目指します】
  • 市として地産地消を宣言
  • 学校で食育を進め、学校給食の自校方式を復活させ、アレルギー対策をはかる
  • 学校給食、保育園給食に地元産の農産物を優先的に、かつ定期的に使用
  • 地元材の利活用を促進し、山を守って緑の環境保全をはかる
【ハコモノ市政に逆戻りせず、税金の無駄使いを改めます】
  • 新文化会館、子ども科学館、公認温水プール、陸上競技場などは市の押し付けでなく、市民参加で全面見直しをはかる
  • 旧本多邸の移築全面見直し
  • テストコースへの税金投入と市職員の派遣中止
  • 1期4年間で3,000万円の市長の退職金を半分とし、給与も3割カット
【情報公開の透明度を高め、市民が知りたい情報を早く開示します】
  • 情報公開の請求から開示決定までの日数を3日以内に短縮
  • 市長日誌、市長交際費は全面公開
【一人ひとりの子どもを大切にする教育環境を整えます】
  • 学校図書館の充実をはかる
  • 不登校や非行問題の対策
  • 小学校の放課後児童対策
【誰もが安心して暮らせる岡崎にします】
  • 河川改修と排水能力の向上
  • 家屋のかさ上げ補助制度の検討
  • 災害情報の確実な収集や伝達のため、防災無線・衛星携帯電話を設置・活用して町内会、消防団との協力体制を作る

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