東海愛知新聞バックナンバー
 6月12日【木】
今年こそ元気に育って
白鳥夫婦にヒナ3羽
幸田の欠間池

幸田町坂崎、京ケ峰岡田病院(岡田庸男院長)に隣接する農業用の欠間池で白鳥夫婦に子どもが産まれ、3羽が元気に育っている。この夫婦には昨年、一昨年も子どもが誕生したが、いずれも野鳥に襲われるなどして育たなかった。世話を続けている同病院職員らは「今年こそ、無事に育ってほしい」と静かに見守っている。

先月26日、5羽の子どもが産まれているのを確認。しかし4日後の31日には3羽に減ってしまっていた。

1日1回、パンなどの餌を与えている。職員が手をたたいて合図をすると、まず雄が、続いて雌が近づいてくる。雌の後ろには3羽の子どもたち。

産まれて2週間ほどの幼鳥は、産毛に覆われ、くちばしがまだ黒い。親鳥から離れず、餌をついばむ幼鳥の姿はかわいらしく、職員は「産まれる前、雌は餌も食べずに卵を温めていました。今も親鳥がしっかり守っています」と話している。





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