岡崎市民大学
■チチロー鈴木さん・渡辺さん『失楽園』ら
7月26日から計5回
講師に著名人や文化人を迎える第35回岡崎市民大学が、7月26日から8月30日まで計5回、市民会館を会場に開かれる。受講の受け付けは7月14日から。先着1,500人。
1回目の7月26日は、イチロー選手の父・鈴木宣之さん。『佐賀のがばいばあちゃん』が話題を呼んだタレントの島田洋七さんや、11年前に260万部を突破した『失楽園』などの著書を持つ直木賞作家、渡辺淳一さんも講師に名を連ねる。
各回ともに午後1時30分開講。受講料は全5回分で1,800円。申し込みは市教育委員会学校指導課の市民大学受け付け専用ダイヤル(24―0501)へ。
日程と講師のプロフィールは次の通り。
- 7月26日=
- イチロー選手の父・鈴木宣之さんの「世界のイチロー誕生秘話」。小学校3年生からイチロー選手の練習に付き添い、世界で活躍する今も陰から支援している。
- 8月2日=
- NHKのアナウンサー、住吉美紀さんの「自分の人生、選んでますか?」。国際基督教大学卒業後、平成8年にNHKに入局。同13年から東京のアナウンス室に勤務し、昨年の紅白歌合戦の総合司会を務めた。
- 8月9日=
- 自然科学研究機構・岡崎統合バイオサイエンスセンター長、永山國昭さんの「見えないものを観(み)る―バイオイメージング」。東京大学理学部卒で同大教養学部の教授を務め、平成9年に岡崎国立共同研究機構生理学研究所教授に。昨年、バイオサイエンスセンター長に就任した。専門分野は生物物理学、電子線顕微鏡学、生命の熱力学的基礎論。
- 8月23日=
- タレント、島田洋七さんの「生きる力を育(はぐく)む―がばいばあちゃんからの教え」。著書『佐賀のがばいばあちゃん』はシリーズ650万部を突破。同名映画は70万人の動員を記録した。昨年のドラマ化を経て、今年は「佐賀のがばいばあちゃん2」を撮影予定。
- 8月30日=
- 医学博士・作家、渡辺淳一さんの「熟年革命」。『光と影』で第63回直木賞を受賞。平成15年に紫綬褒章と菊池寛賞を受けた。現在までに130に上る著作を発表。経済新聞の連載から話題を呼んだ『失楽園』は、平成9年の流行語大賞にも選ばれた。翌年には札幌に渡辺淳一文学館が完成した。主な著書、著作は『熟年革命』『鈍感力』『化粧』『浮島』『ひとひらの雪』など。
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