東海愛知新聞バックナンバー
 5月2日【金】
岡崎の「乙川を美しくする会」
都市緑化功労で県表彰
清らかな流れ次世代に

岡崎市の中心部を流れる乙川や支流の河川保全運動をしている住民組織「乙川を美しくする会」(内田甫会長)が、県の都市緑化功労者団体に選ばれた。内田会長(71)と石川貢副会長(77)は一日、市役所を訪れ柴田紘一市長に喜びを語った。

同会は「次の世代に清らかな流れ」をスローガンに掲げ、昭和48(1973)年1月に設立。乙川本流と11の支流域で草刈りや清掃をはじめ、パトロールや美化看板の設置などを行っている。

名古屋市緑区の県営大高緑地で先月29日に開かれた「第20回あいち都市緑化フェア」で、内田会長が知事感謝状を受けた。

内田会長は「以前は河川にブルーシートや発砲スチロールなどが捨てられていましたが、現在はポイ捨てもなくなり、水も大変きれいになりました。これからも活動を頑張ります」と決意を新たにしていた。





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