東海愛知新聞バックナンバー
 5月1日【木】
自慢のフジが見ごろ
埼玉からおこし入れ
岡崎の縁盛寺

岡崎市大平町辻杉の真宗大谷派の縁盛寺(えんじょうじ)の境内で今年も自慢のフジが見ごろを迎えた。現在満開に近く連休中が見ごろ。 約100平方メートルの棚から下がる花房の長さは1メートルほど。棚の下に入るとフジの香りにすっぽり包まれる。

このフジは昭和51(1976)年、寺の近くに住む庭園業、鈴木佐市さん(故人)が、藤まつりで有名な埼玉県春日部市の藤花園のフジを分枝、接ぎ木して育てたもの。約1200年前に弘法大師がお手植えしたものと伝えられる。

前坊守の多門公子さんは「花房は毎年2メートルほどに伸びるのですが、今年は花房が短いようです」と話している。





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