東海愛知新聞バックナンバー
 1月25日【金】
ふるさと岡崎メディアコンクール
最優秀に竹内教諭の「九九の友」
六ツ美北中文芸部のビデオも

第5回「ふるさと岡崎メディアコンクール」の入賞作が決まった。学校教育部門で根石小学校・竹内昭博教諭のマルチメディア「九九の友」、児童生徒作品部門で六ツ美北中学校文芸部のビデオ「誘い、断れますか」が、それぞれ最優秀賞に選ばれた。

市視聴覚ライブラリーが主催し、市民が自主制作した郷土の歴史・文化・自然などに関するビデオやマルチメディア作品を募集。今回は学校教育部門62点、児童生徒作品部門61点、生涯学習部門9点の応募があった。

竹内教諭は昨年に続く最優秀賞。「九九の友」は、小学2、3年生で九九の習得が苦手な児童向けのパソコンの学習ソフト。ゲーム要素を盛り込んで習得意欲の向上をはかり、九九を覚える順番も変えられるよう工夫している。また学習ソフトを使う複数の児童らの進行状況などをネットワーク機能で把握できる。

六ツ美北中の「誘い、断れますか」は、中学生の「いじめ」をテーマにした作品で、人権週間中に校内で放送する自主番組として制作。「いじめに加担するのか、拒否するのか」を悩む少女の葛藤(かっとう)を描き、「いじめの誘いを断る勇気を持とう」と呼びかけている。収録時間は3分。

来月2日に市福祉会館大ホールで、表彰式と優秀作品の発表会が行われる。





HOME