■米「上」、工業・繊維「中」
伊賀八幡宮で武者的神事
岡崎市伊賀町の伊賀八幡宮(斎藤徳蔵宮司)で21日、今年の農作物の作柄や商工業などの吉凶を占う「武者的神事」が行われた。
武者的神事は、毎年大寒の日に行われる伝統行事で、農作物の作柄が多くの人の生活に直接影響した徳川家康の時代、神事の結果は江戸の家康のもとにも伝えられたという。
この日は、仮本殿で事始めの儀式を行い、米、麦などの作況と工業、商業の景気動向、天候の状況といった7項目の判定表を作ったあと、本殿前の祭場で加藤貴弘神主(24)が射手になって、22メートル離れた36センチ四方のヒノキの的板に矢を放った。
結果は、天候が「下」、米が「上」、麦「中」、ほか五穀物「上」、商業「下」、工業「中」、繊維業「中」だった。
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