東海愛知新聞バックナンバー
 1月20日【日】
弁護士1人が常駐
市民との距離より近く
岡崎の「法テラス三河」

岡崎市康生通西3、森岡崎ビル2階の日本司法支援センター愛知地方事務所三河支部「法テラス三河」に法律事務所が開所、本多雅弁護士(33)がこのほど赴任し、常駐で業務に当たっている。
 本多さんは、地方裁判所書記官などを務めたあと、「市民と弁護士との距離をより近いものにしたい」と法テラスでの常勤を希望。東京都内の法律事務所で養成を受けてきた。
 本多さんは「身近で頼りがいのある司法を目指して、いろいろと工夫していきたい」と抱負を語る。主に民事法律扶助と国選弁護人関係の業務を担当する。電話は050―3383―5467、ファクスは0564―22―5308。
 全国の法テラスのうち、法律事務所を開所し、弁護士が常駐するのは法テラス三河を含めて43カ所。


法テラスは、平成18年4月に独立行政法人として弁護士の少ない過疎地域や訴訟件数の多い地域に設立された。常駐弁護士がいない法テラスでは、法的トラブルの紛争解決に役立つ情報の提供や、各種の法的相談を電話で受け付け、相談者に適した国、地方公共団体、各種相談機関、弁護士・司法書士などの各種士業団体の相談窓口を無料で紹介している。





HOME