東海愛知新聞バックナンバー
 1月8日【火】
若い世代の定住促す
幸田町北部で156戸の住宅開発事業

幸田町の北部、坂崎京ケ峯地区で今年から、156戸分の住宅開発事業が始まる。開発区域は、国道248号から東へ入り、町道坂崎1号と町道坂崎嶺2号に接する7.1ヘクタール。うち住宅地は3.3ヘクタール、計画地内の南側中央部分などに住民の憩いの場として公園を設けるなど公園緑地を2.5ヘクタール確保する。
 また、計画地外周部には緑地を配置して環境や景観形成に配慮。雨水を区域内の調整池に導水し、各宅地の汚水についても、道路下配水管から区域内の汚水処理場に集め、調整や集中浄化後に川へ流す。
 同町北部は大手メーカの工場進出など、隣接する岡崎市側から徐々に都市化が進んでいるものの、定住者は少なく、小学校の児童数は年々減少傾向にある。この地域に新しい住民、特に若い世代の定住を促す地域開発を行うことで、町全体の均衡のとれた発展を図ることを目的にしている。





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