岡崎石材青年クラブ
■井田小に「校章碑」寄贈
製作に児童らも協力
若手職人らで構成する岡崎石材青年クラブ(加藤勇治会長)が13日、岡崎市井田小学校に、花崗岩(吉祥石)に校章を埋め込んだ「校章碑」を贈った。この日、加藤会長ら4人が同校の玄関前の庭にクレーン車で校章碑を設置した。
母校に貢献したいと、岡崎石製品工業協同組合青年部は今年3月、梅園小に校章碑を寄贈。今回は加藤会長が卒業した井田小のために、同クラブに加わる協同組合岡崎石製品工場公園団地青年部、山石屋・石材関連業者も参加して製作した。
同市真伝町で採石し、8月から球形や校章の図柄の加工を開始。10月20、21日の岡崎ストーンフェアで、同校の児童たちに細かく砕いた花崗岩220枚を彫った溝に埋めてもらい、先月完成した。
設置された校章碑に、6年の男児は「勲章みたいでうれしい」。加藤会長は「満足のいく出来栄え。来年以降も製作を続けていきたい」と話していた。
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