11月28日【水】

岡崎市上地5、同市甲山中の教諭・丹羽郁人さん（４５）が、今年度の「たのしい子育て全国キャンペーン・家族の風景」写真の部一般で、全国2位に相当する文部科学大臣賞を受賞した。
　同コンクールは社団法人日本ＰＴＡ全国協議会が主催し、3行詩と写真を小中学生と一般の部に分けて募集。「やっぱり家族っていいな」をテーマに、家族のきずな、家族の喜び、楽しい食事などを描いたり写したりした作品の応募を呼びかけた。写真の部一般には全国から97点の応募があった。
　丹羽さんは今年5月、上地町在住の母・二佐子さんから「田植えを体験しては」との誘いに、長男の上地小学校1年生・雄希君（７）を連れて訪問。実家の田んぼで、長靴をはいた雄希君と農作業着姿の二佐子さんの2人が仲良く田植えをする様子を撮影。「孫へのメッセージ〜伝えたいことがあるんだ」というテーマを添えて応募した。
　丹羽さんは「毎日食べているお米が、どのように栽培されているのかを子どもに体験させてもらった。ありがたい」と話している。