東海愛知新聞バックナンバー
 8月29日【水】
“原っぱ”中心に4ゾーン
「わんPark」来月着工
岡崎市

 岡崎市が進める「水とみどりの森の駅」事業で、森の駅構想地区に指定されていた「(仮称)わんPark」の工事が、9月から始まる。工期は今年度から平成21年度までの3カ年。
 「(仮称)わんPark」は、同市淡渕町内を流れる男川の南側の高台に整備される。完成後の敷地面積は補助整備区域2.8ヘクタールを含めた約4.6ヘクタールになる予定で、総工費は約3億円。
 敷地内は「原っぱゾーン」「冒険の森ゾーン」「昆虫の森ゾーン」「実りの森ゾーン」「センター施設ゾーン」で構成。自由に遊べる広大な「原っぱゾーン」を中心に、各ゾーンの整備が進められる。
 「冒険の森ゾーン」は遊具を中心に構成し、森の中で木登りをはじめ、ロープやネットなどのアスレチックが体験できるほか、滑り台やツリーハウスも設置する。
 「実りの森ゾーン」では泥だらけになって遊べる「どろんこプール」を造り、カキやクリなどの収穫体験ができる果樹を植える。「昆虫の森ゾーン」では昆虫観察や虫取り体験ができる。
 実りの森ゾーンの整備に合わせ、「センター施設ゾーン」の管理棟には、泥まみれになっても着替えができる更衣室を備えた「わんぱくハウス」を設ける。
 今年度は敷地の造成や進入路の整備に着工。来年度は芝植え、園路整備、溜ため池の造成、浄化槽などを設置し、再来年度に遊具の設置や管理棟を建設する。オープンは平成22年4月になる見込み。





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