50周年記念し展示
岡崎市 沖縄・石垣との親善都市提携
岡崎市と沖縄県石垣市はきょう19日で、親善都市提携締結から50年を迎える。岡崎市は、市役所東庁舎ロビーで、18日から「石垣市親善都市提携50周年記念展」を行っている。8月30日まで。(横田沙貴)
会場には石垣市の概要や、両市の交流の歴史などを紹介するパネルや、提携文書、提携締結に向けて当時の市長がやりとりした手紙、石垣市の伝統行事で使用する「旗頭」「獅子頭」などが展示されている。
初日のセレモニーでは、内田康宏市長が「この機会に、平和な世を願い、後世にも伝えるべき意義深いものであると感じ取ってほしい」とあいさつし、展示品の除幕が行われた。
太平洋戦争中、石垣島の旧大浜海軍飛行場に岡崎市出身の将兵が駐屯したのがきっかけ。終戦後、同校と、将兵の出身地にある奥殿小学校を中心に民間の交流が活発になり、1964(昭和39)年に両校が姉妹校になった。その後両市の間で機運が高まり、69年に石垣市で親善都市提携調印式が行われた。両市は10周年ごとに市民ツアーで行き来したり、贈り物を贈り合ったりしている。