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東海愛知新聞

立春に「こも」外し

岡崎公園など400本のマツ

立春の4日、岡崎公園と岡崎市藤川町の旧東海道藤川宿の松並木で、計約400本のマツの木に巻かれたこもが外された。

岡崎公園では、指定管理者の岡崎パブリックサービスの職員8人が、岡崎城天守や龍城神社、産湯の井戸などの付近のマツ計約150本のこもを取り除いた。

同公園などではマツの葉を食べる害虫のマツケムシを駆除するためにこも巻きを毎年実施。冬の冷え込みが本格化する前の10月下旬にこもを巻き付け、越冬場所を探すマツケムシなどをおびき寄せる。立春前後に外して害虫ごとこもを焼却処分。こも外しは一足早い春の訪れを告げる風物詩となっている。

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