東海愛知新聞バックナンバー

 8月30日【水】

全額寄付で充当

東岡崎駅前 徳川家康銅像の制作費

内田康宏岡崎市長は、29日に開会した市議会9月定例会本会議の提案説明の中で、名鉄東岡崎駅前の設置を目指す徳川家康の銅像に要する制作費約6,900万円が、企業や個人の寄付で集まったことを報告した。

市観光推進課によると、平成31年3月末までの設置を予定している銅像の制作費については、ふるさと納税制度などを含めて昨年2月から寄付を募っている。29日現在の寄付総額は6,927万2,417円。当初は3年間で制作費の半額程度に相当する寄付を見込んでいた。

内田市長は「多くの企業や個人の『銅像にかかわりたい』という強い思いを感じている」とし、今後は銅像の台座制作に充てる寄付を引き続き募っていく意向を示した。