岡崎市民会館あおいホールで26日、同館と宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙教育センターとの共同事業「JAXAコズミックカレッジ」が初めて開かれ、小学1〜4年の児童と保護者の計80人が参加した。
岡崎の子どもたちが科学への関心や探究意欲を高めるきっかけにと企画。この日は細長いビニール袋を使った「バルーンロケット」作りに挑戦した。
児童らはビニール袋に油性ペンで名前や好きな動物などを描き込んだ後、ストローで息を吹き込みロケットの本体を作り、厚紙の尾翼や紙コップを位置や角度などに工夫して取り付けた。
作業の節目ごとに発射テストを実施。児童らは「3、2、1、発射!」の掛け声に合わせて、やり投げの要領でロケットを飛ばし、軌道や飛行距離などを観察して改良を重ねた。
広々としたホール内にロケットが飛び交う様子は壮観で、発射に合わせてカメラを構える児童の家族らの姿が多く見られた。(横田沙貴)