東海愛知新聞バックナンバー

 7月4日【火】

Hello,everyone

米ニューポートビーチ市訪問団が来岡

岡崎市の姉妹都市・米ニューポートビーチ市の中学生訪問団が29日から岡崎市に滞在している。3日は岡崎市役所で清水康則副市長と橋淳教育長に滞在中の感想を語ったほか、矢作北小学校と常磐中学校を訪れ、児童生徒と交流した。(今井亮、大山智也)

訪問団は学校常駐のスクールカウンセラー、ジーナ・ナイホルトさんと歴史を教える教師のリンジー・シャロンさんを団長とする公立の中高一貫校「コロナデルマー校」と「エンセン中学校」の6人。清水副市長は「皆さんが『友好の架け橋』になって、ニューポートビーチ市民に岡崎のことを伝えてほしい」と歓迎した。

シャロンさんは「異文化を学ぶことに挑戦するのが楽しい。岡崎市との絆が深まり、継続していくことを願う」とあいさつ。生徒は「素晴らしい街で楽しく過ごせている」などと口々にした。

あす5日まで滞在。ニューポートビーチ市に派遣される岡崎市内の中学生の自宅にホームステイしながら市内の小中学校を訪れる。

七夕集会に参加

矢作北小学校で開かれた「七夕集会」には、ニューポートビーチ市からの訪問団がゲストとして参加した。

笹飾りが並ぶ体育館には、訪問団の団長、副団長の2人が来場。代表児童がニューポートビーチ市について紹介し、2人を歓迎した。

集会では、企画委員の児童らが七夕の成り立ちを解説する寸劇を披露。年に1度、七夕にのみ一緒に過ごすことができる織姫と彦星の恋物語を舞台上で繰り広げ、語り手の児童は日本語だけでなく訪問団のために英語で訳す場面もあった。

また、各学年の代表者が短冊に書いた願い事を発表。「字が上手になりますように」や「家族がいつまでも長生きできますように」などが披露された。

また雅楽部の児童らが、楽人装束や烏帽子を身に着けて雅楽曲「越天楽」や七夕にちなんだ「七夕さま」などを演奏し、日本の伝統文化で訪問団を歓迎した。