岡崎市は1日付で、国の認定を受けた「岡崎市歴史的風致維持向上計画」で位置づけられた重点区域にある藤川、六供、滝、本宿町の建造物6件を、「地域の歴史的な風情や情緒、たたずまいの維持向上に不可欠な建造物」として歴史的風致形成建造物に初めて指定した。(今井亮)
指定対象は県・市指定文化財、国登録有形文化財、景観重要建造物、市条例に基づく「ふるさと景観資産(建造物)」、歴史的風致の維持・向上への寄与を市長が認めた建造物。建造物所有者の承諾を得た上で、優れた意匠・技術性、地域での固有、歴史、希少性の高さなどを基準に指定された。指定期間は同計画期間(平成37年度まで)内。
指定された6件の概要は次の通り。