岡崎市東公園の花菖蒲園（約2900平方メートル）で、ハナショウブが開花した。31日現在は早咲きの品種が五分咲きで、1〜2週間の間に各品種が次々と花を咲かせ、見頃を迎えそうだ。

市公園緑地課によると、開花は例年より1〜2週間遅く、「暖冬と春からの断続的な冷え込みが影響したのではないか」と推測する。ハナショウブは品種によって開花時期が異なるが、同園にある約120品種のうち、現在開花しているのはいずれも江戸系。

同園ではきょう1日から20日まで「花菖蒲まつり」が開かれ、午後7〜9時に夜間照明でハナショウブがライトアップされる。