岡崎市役所で29日、市制施行100周年記念事業のエンディングセレモニーが開かれ、昨年4月から繰り広げられてきた記念事業が幕を下ろした。
内田康宏市長は「展開してきた約150の事業は市民や企業と一緒に考え、実施してきたもの。これを機に市政に関心を持ってもらい、新世紀に入った岡崎をともに盛り上げていければ。記念事業に協力いただいた全ての市民にお礼を申し上げる」とあいさつした。
この後、同市のヒノキで作られた横幅39センチ、高さ31センチ、奥行き34センチの箱(タイムカプセル)2個に、市民から寄せられたメッセージ503通をはじめ、全学区を紹介した冊子「岡崎まちものがたり」や市制100周年記念オリジナルフレーム切手など13点を封入。内田市長と市民代表らが釘を打って蓋を閉じた。
タイムカプセルは市美術博物館で保管され、市制施行110周年を迎える平成38年に開封される。