東海愛知新聞バックナンバー

 3月29日【水】

初の全国大会出場

幸田南部中1年の髙橋さん
ジュニア五輪・競泳自由形

幸田町南部中学校1年の髙橋佑さん(13)があす30日、東京辰巳国際水泳場(東京都江東区)で開催される「第39回JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競泳大会」の女子13〜14歳100メートル自由形に出場する。(横田沙貴)

髙橋さんは、浜松市で1月に開かれた「第34回浜名湾長水路選手権水泳競技大会」100メートル自由形で優勝、JOC大会出場基準である標準記録(59秒74)を上回る59秒63を記録し、出場権を得た。

4人きょうだいの末っ子である髙橋さんは5歳から兄や姉と一緒に水泳を習い始めた。小中では水泳部がなく、現在は蒲郡市内のクラブチーム「BOX蒲郡」に所属して週5回練習。個人で大会に参加しており、愛知県の強化選手にも選ばれている。

得意とするのは100メートルや200メートルで、終盤に追い上げる展開が多い。課題はスタートとターン。「今大会は短水路(25メートルプール)で泳ぐので、ターンの動作が重要になる」と話す。

8月に鹿児島市で行われる第57回全国中学校水泳競技大会への出場を目指しており、今大会を前哨戦と捉えている。今回の目標は「出場者41人中真ん中くらい」と控えめ。「全国レベルではまだまだなので、今大会を通じてもっと速く泳げるようになりたい」と意気込んでいる。