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 3月18日【土】

JR岡崎駅南西の2ヘクタールを公園に整備

岡崎市は17日、約3億2,000万円を投じて針崎町の市有地約2ヘクタールに整備する「駅南中央公園」の概要を公表した。隣接地に総合病院を整備する学校法人藤田学園が監修する健康遊具や、物資を緊急輸送する非常時のヘリポートを兼ねた多目的広場など健康づくりと防災機能を備えた公園になる。(今井亮)

園内は1周400メートルのジョギングコースに囲まれた多目的広場を設ける。広場は芝生と土の区画に分かれ、通常はフットサルやフットベースボールなどが楽しめる。

一方で、非常時はヘリコプターが離着陸するヘリポートになるほか、シェルターや充電コンセント付きのソーラー照明灯といった防災設備も備える。

広場の外は、健康遊具エリア、バスケットボールコート、幼児・児童向けの遊具エリア、樹林エリア(昆虫の森)、トイレ、水辺エリアとして噴水とせせらぎを整備する。

市は新年度から実施設計に入り、平成30年度に着工。2期の工事を経て32年4月の開園を予定している。開園後は総合病院と連携した健康講座などの会場としても活用していくという。

JR岡崎駅から南西約4キロの公園は、18年に市の都市計画で整備が決定。市は岡崎駅南土地区画整理事業と並行し、基本計画を策定した。基本計画には、地域住民(小学6年から70代)が参加して昨年8〜12月に計4回開かれたワークショップや藤田学園などの意見が盛り込まれた。