東海愛知新聞バックナンバー

 3月17日【金】

3605人が巣立つ

岡崎市内の公立小学校で卒業式

豊田市内で工事が進められている国道153号豊田北バイパス(扶桑町―逢妻町間)が平成31年度に一部開通する見通しとなったことを受け、同市勘八町の(仮称)矢作川橋周辺で15日、地域住民らを対象に現場見学会が開かれた。(大山智也)

岡崎市内の公立小学校で16日、卒業式が行われた。児童3605人(男子1855人、女子1750人)が学びやに別れを告げた。

梅園小学校では6年生122人が、4、5年生や教員、保護者らに見守られる中、卒業証書を受け取った。

今年度は同校が現在地に移転し、名称が「梅園」になって100年の年。須亮平校長は式辞で記念行事などに触れ、「この1年よく口にした『梅園プライド』とは、皆さんがこの記念活動中に自分の力で身につけた『どんな事でもやればできる。何があっても諦めない。人のために仲間と協力し合う』精神だと思う。いつまでも梅園プライドを持ち、たくましく生きてほしい」と式辞を述べた。

卒業式が行われた体育館には“梅園100歳”を記念した活動の成果として6年生が制作した巨大作品やかるた、マスコットなどが展示された。また、卒業生と在校生が記念テーマソング「梅園プライド」を歌って一年を締めくくった。(横田沙貴)