岡崎市は、市内在住の18歳以上5000人を対象に実施した市民意識調査の結果を公表した。「住みやすさ」に対する質問では「住みよい」「まあ住みよい」との回答が85.6%だった。
「住みよい、まあ住みよい」の理由については、買い物(54.7%)・交通(40.3%)の利便性や自然環境の豊かさ(37.5%)を挙げる人が目立った。
その反面、「住みにくい」「やや住みにくい」と答えた14.1%中で、「交通の利便性の悪さ」を挙げた回答は70.5%に上り、次いで「買い物が不便」は44.3%だった。
また、「まちに魅力や活気がある」との回答は4.0%にとどまった。今後も住み続けるかどうかの質問では、「ずっと住んでいたい」が60.1%、「しばらくは住むつもり」が24.4%だった。
今後、重視する市の施策で「重要」との回答は「防災体制の充実」が49.2%と最多。「地域医療の充実」(47.6%)、「安全社会の構築」(43.7%)、「児童福祉の充実」(39.5%)、「高齢者福祉の充実」(38.3%)、「学校教育の充実」(34.8%)、「社会保障の充実」(34.4%)が続いた。
調査期間は昨年7月1〜20日。回答率は57.5%(2877人)。結果は市役所西庁舎1階の市政情報コーナー、市立中央・額田図書館、市のホームページで閲覧できる。(今井亮)