昨年12月11日に87歳で他界した岡崎市出身の外科医で、“ドクター・ジャズ"こと内田修さんをしのぶ「お別れ会」が21日、同市図書館交流プラザ(りぶら)ホールで開かれ、200人以上が訪れた。
「ジャズの街岡崎発信連絡協議会」が主催。ジャズが流れる会場内では、受け付けで受け取ったカードに来場者がメッセージを書き込み、ピアノやドラムセットとともにステージ側に設けられた遺影の前に置いていった。
またミュージシャンなど友人・知人から寄せられた手紙を紹介。ステージには貴重な写真や映像が投影され、会場のナレーションで内田さんがジャズとともに歩んだこれまでの人生を振り返った。
内田さんが経営する病院内にあった「ドクターズ・スタジオ」を訪れたという男性(60)はメッセージカードに感謝の気持ちを込めた。「ジャズという医師とは別の顔が、岡崎にジャズの盛り上がりをもたらした」と話していた。(今井亮)