徳川家康の生誕を祝う「家康公生誕祭」（家康公生誕祭実行委員会主催）が12月24〜26日、岡崎公園を中心に開かれる。家康の誕生日である26日に龍城神社で行われる降誕祭のフィナーレに向けて、岡崎城を含む園内のライトアップや乙川観光船による提灯渡行などが予定されている。

24日は岡崎城二の丸能楽堂でグレート家康公「葵」武将隊が「家康公生誕劇」を披露。岡崎市出身のジャズボーカリスト今岡友美さんのライブもある。

25日は名古屋や神戸など各地の武将隊が集結して演武を披露する「武将サミット」をはじめ、若年層に人気のユーチューバー「東海オンエア」が来場。籠田公園から岡崎公園までの約1キロを歩く「提灯行列」は午後5時から参加を受け付ける。龍城神社では午後6時45分から、魔除よけとして伝わる「蟇目の矢」の試射や、母親とともに子ども4人がみこしに乗って成長を願う「初子みこし」がある。

この日の午後4〜9時に乙川河川敷と東岡崎の両船着き場を運行する提灯渡行は、乗船料500円（片道）。12月15日までに事前申し込みが必要。

26日に龍城神社で行われる降誕祭は、家康の生誕を祝う神事の後に同神社前と三河武士のやかた家康館前で餅投げがある。また、同神社は生誕祭の3日間限定の朱印（300円）を授与する。

問い合わせは、同実行委員会事務局（57―0200）へ。（今井亮）