「鉄道の日」の14日、西尾市東幡豆町の愛知こどもの国で同市離島保育園と吉田保育園の年長児計49人がこども汽車の前で童謡「汽車ポッポ」を披露した。
2園は毎年この時期に合同でこどもの国まで出掛けている。今年は鉄道の日と重なったため、汽車や汽車を運行する職員らに歌で感謝の気持ちを伝えようと初めて企画した。
園児は、この日運行していた汽車「B11」(まつかぜ)の前に並ぶと、伴奏に合わせて元気いっぱいに歌い始めた。運転手を務めるこどもの国の職員らはほほ笑みながらその様子を見守っていた。
歌を歌った後、園児らはまつかぜに乗車し、1周約1.1キロ、約7分間の鉄道旅を楽しんだ。
鉄道の日は、明治5年9月12日(1872年10月14日)に新橋―横浜間で日本初の鉄道が開業したことにちなんで平成6年に制定された。記念日の前後では、記念イベントや写真コンテストの開催、鉄道会社によっては記念切符やグッズの販売などが行われている。(横田沙貴)