岡崎市と幸田町の小、中学校、高校の43校が加盟する岡崎市スクールバンド協議会の第53回吹奏楽祭がきょう22日、岡崎中央総合公園体育館で開かれる。今年は市制施行100周年を記念して、同市出身の作曲家山中惇史さんが書き下ろした楽曲「祝典行進曲」を選抜された小中高生250人が演奏する。(竹内雅紀)
加盟各校が午前と午後の部に分かれて演奏する。午後0時10分〜1時に記念式典と記念演奏。選抜された総勢250人のスペシャルバンドが「祝典行進曲」を初披露するほか、「岡崎讃歌」と「葵の誉」の2曲をスペシャルバンドの演奏に合わせてほかの参加者全員が合唱する。
このほど市内でスペシャルバンドの練習会が開かれ、8月下旬に完成したばかりの新曲の練習に取り組んだ。会場には当日指揮の西野淳さんと山中さんが訪れて指導した。山中さんは「華やかで希望が湧く曲。表情豊かに演奏してほしい」、西野さんは「地元出身の作曲家が作った曲で地元の若いメンバーがハーモニーを奏でる。地元の方にぜひ聴いてほしい」とそれぞれ願いを込めた。
光ヶ丘女子高3年の神谷明里さんは「いろいろな学校の代表者が力を合わせて演奏するので、多くの人に聴いてもらいたいです」と目を輝かせていた。
入場無料。午前の部は9時20分〜正午、午後の部は1〜5時。